バリアフリーで将来に備えよう

子供が巣立った後を想像することが大切

これから注文住宅を建てようとする人の中には、まだ小さなお子さんがいるご家庭もあるでしょう。小さな子供がこれから大きくなっていくことを考え家を建てようと計画する人も少なくありません。子供の数に合わせた部屋数、子供が生活をしやすいような環境など子供を中心に家を選びがちなのがファミリー層なのです。しかし、子供はいつか巣立っていくものです。それが後10年なのか20年なのかは家庭によって異なりますが、いずれ夫婦二人だけの時間が訪れます。子供が巣立った後、必要のない部屋数はどれぐらいでしょうか。子育て中には気付かなかったけれど、子供がいなくなってからわかることもあります。まずは子供が巣立った後の人生を想像してみることから始めましょう。

老後を考えバリアフリーにしておく

子供が家から居なくなり、夫婦二人の生活が訪れる頃には40代~50代半ばになっている人は多いのではないでしょうか。まだまだ働ける年齢ではありますが、今まで通りの暮らしが少しきつくなったと感じることはありませんか。家造りを始める頃が20代だった人には想像もつかないような人生が20年後にはあるかもしれません。いつまでも若いわけではないこと、足腰が弱くなったと感じることが増えるのもこのぐらいからです。老後のことを見据えて最初からバリアフリーを導入しておくことをおすすめします。ちょっとした段差をなくすことは子育て中にも有効です。また手すりなどは体調不良の時やケガをした時にも助かります。健康な時だけではなく不調な時も想像して家造りをしておくと安心です。